3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故によって、死者行方不明者が約2万人、そして膨大な数字にのぼる被災者が避難生活や仮設住宅での生活を余儀なくされています。
  私たちは、震災発生直後の2011年3月から被災地、とりわけ宮城県本吉郡南三陸町への救援活動を開始しました。以降、救援物資の配送と志津川高校避難所を中心にした炊きだしなどを継続的に取り組んできました。(別紙活動一覧参照)


この私たち近畿地区生コン関連団体東日本対策センターによる志津川高校避難所の閉鎖までの活動の経験と積み上げてきた被災者住民との交流、信頼をもとに、私たちは今、あらためて救援活動の第2ステージとも言うべき被災地における新しい活動を全国のみなさんに呼びかけることとしました。

「共同食堂」の建設を
  避難所から仮設住宅へ生活を移した被災者住民は、また更に地域コミュニティが分散させられることとなっています。被災者住民の中には自治会を結成するなどして住民間の連帯をつくり出す努力が行われる一方で、やはり多くの地域では不安が更に募ってきているのも事実です。このような状況の中で、被災者が中心となって地域のコミュニティセンター的な「場所」づくりが呼びかけられました。私たちはこの呼びかけに応え、これまでの経験とつながりを活かして「共同食堂」の建設を被災者住民主体のもと後方支援をめざします。

 「共同食堂」のめざすもの、イメージは次の通りです。
  ★被災者住民自らが運営していきます。事業体づくりをはかります。
  ★食の提供とともにコミュニティセンターの役割をめざします。
  ★被災地の住民主体のもと、社会的弱者、障害者に開かれた場所をつくります。
  ★炊きだし、仮設住宅訪問など救援・復興ボランティアの拠り所としていきます。
  ★地域の協同した生活づくりを支援していきます。
★第二、第三の「共同食堂」が被災地各地に広がっていくことをめざします。

 1煉瓦1万円基金にあなたも参加してください。
  南三陸町志津川において、すでに活動はスタートしました。「共同食堂」の建設場所が確保されています。中心となる被災者住民スタッフも決まりました。運営イメージもほぼ煮詰まりました。あとは資金です。
  みなさんに呼びかけます。レンガをひとつひとつ積み上げるように、一緒に「共同食堂」を立ち上げましょう。被災者住民が大震災・津波、そして原発事故に対してどのようにこれからの生活を再建していくのかは、これからの私たちのこの社会全体の方向を指し示していくこととなります。宮城県南三陸町での「共同食堂」建設は、その新たな第一歩です。一緒に参加しましょう。被災者住民(障害者)とともに。

2011年12月1日

★この被災地支援活動には、下記各団体が支援しております。

(支援団体)
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会  会長 小田 要
社会資本政策研究会  会長 井 康裕 
兵庫県中央生コンクリート協同組合連合会  会長 溝尾 廣治郎
和歌山県生コンクリート協同組合連合会  会長 中西 正人
奈良県生コンクリート協同組合  理事長 吉田 桃子
京都生コンクリート協力会  会長 久貝 博司
阪神地区生コン協同組合  理事長 矢倉 完治
近畿バラセメント輸送協同組合  理事長 内野 一
近畿生コンクリート圧送協同組合  理事長 吉田 伸
近畿生コン輸送協同組合  理事長 池田 良太郎
連合交通労連関西地方総支部生コン産業労働組合 執行委員長 山口 則義
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部  執行委員長 武 建一
全日本港湾労働組合関西地方大阪支部  執行委員長 大野 進
近畿コンクリート圧送労働組合  執行委員長 桑田 秀義

また現地には近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センターを設置し活躍しています。
電話:0226−29−6308  FAX:0226−29−6309
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会  会長 小田 要
電話:06−6347−5421  FAX:06−6347−5423
Email jimukyoku-04@osaka-hyogo.com
  1煉瓦1万円基金
   基金参加者のお名前を多寡に関わらず「煉瓦ステッカー」に記載し、共同食堂・「農漁家れすとらん」の壁に張り出します。
目標額:当面の資金として1,000万円をめざします。
 ただし、第2、第3の「共同食堂」づくりを念頭に継続的に基金を募ります。
  
振込先:南三陸農協 志津川支店
        口座名:共同食堂 農漁家れすとらん 松野や 松野三枝子
(キョウドウショクドウ ノウギョカレストラン マツノヤ マツノミエコ)
        普通預金
口座番号:0016243
      
  「共同食堂」農漁家れすとらん
住所:〒986−0782 宮城県本吉郡南三陸町入谷鏡石25海の市物産組合
運営責任者:松野三枝子、その他地元スタッフ
建物:二階建てを平成24年3月建設予定

★この被災地支援活動には、下記団体が上記と連携して支援しています。

名無しの震災救援団 http://74no9endan.web.fc2.com/
代表 鳥井一平
連絡先:全統一労働組合
             東京都台東区上野1−1−12新広小路ビル5階
TEL 03-3836-9061 FAX 03-3836-9077
                 Email zwu@nifty.com
移住労働者と連帯する全国ネットワーク
            東京都文京区小石川2−17−41TCC 2-203
                  TEL 03-5802-6033 Email fmwj@jca.apc.org

「共同食堂」志津川1号(仮称)
   住所:〒986−0775 宮城県本吉郡南三陸町志津川字廻館101−1
      「ハイム高茂」跡地 
運営スタッフ:内田智貴、内海明美、内田卓磨(M3R-abc) 
旧志津川高校避難所スタッフ
建物:プレハブ(8畳大)を4棟

【被災地に共同食堂を−1レンガ1万円基金参加団体と企業】
社会資本政策研究会
大阪兵庫生コン経営者会   
兵庫県中央生コンクリート協同組合連合会 
和歌山県生コンクリート協同組合連合会
奈良県生コンクリート協同組合
京都生コンクリート工業組合
阪神地区生コン協同組合 
近畿バラセメント輸送協同組合 
近畿生コンクリート圧送協同組合 
近畿生コン輸送協同組合  
連合交通労連関西地方総支部生コン産業労働組合 
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部  
全日本港湾労働組合関西地方大阪支部 
近畿コンクリート圧送労働組合 
一般社団法人 中小企業組合総合研究所
一般社団法人 関西生コン関連中小企業懇話会
一般社団法人 グリーンコンクリート研究センター
近畿生コン関連協同組合連合会
特定非営利活動法人 関西友愛会
株式会社 協同会館アソシエ

1煉瓦1万円基金に参加します。

口数:   口×1万円=     円   

20  年  月  日

名前:                        

住所:                        

mail:                        

電話:                        

備考:団体、役職など                   

煉瓦ステッカー
名前、住所(都道府県、市町村)など記入項目を示して下さい。
ただし、文字の大きさ、フォント、配置などはお任せ下さい。

お申込みは、
支援団体窓口 大阪兵庫生コン経営者会  会長 小田 要
電話:06−6347−5421  FAX:06−6347−5423
Email jimukyoku-04@osaka-hyogo.com

お振込みは、
振込先:南三陸農協 志津川支店
口座名:共同食堂 農漁家れすとらん 松野や 松野三枝子
(キョウドウショクドウ ノウギョカレストラン マツノヤ マツノミエコ)
普通預金
口座番号:0016243

近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センター
これまでの取り組みについて

近畿地区の生コン関連団体が行ってきた、東日本大震災での被災地後方支援について、時系列にて経過を説明致します。
・2011年3月
近畿地区生コン関連の2011年春闘に於いて、労使共同で東日本大震災で被害を受けた地域への支援活動を取り組む事が確認されました。その内容は、
@組合員の賃上げ相当額一年分(1人当たり10万円)を支援金として拠出する。
A近畿地区の生コン関連協組は、それぞれ支援金を拠出する。
B集約は大阪兵庫生コン経営者会が行い、赤十字社などの機関を介さず、切実に助けを必要とする地域へ直接支援を行う。 以上です。
・6月4日〜5日
近畿地区生コン関連14団体で、「東日本大震災被災地視察団」を結成し被災地視察を行いました。民主党稲見哲男衆議院議員の引率の下、代表団は宮城県南三陸町の「志津川高校避難所」と、福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま避難所」の2カ所を訪問しました。志津川高校では、被災3日後から現地入りし活動をされている「名無しの震災救援隊」を率いる全統一労組鳥井書記長より取り組みの現状を説明され、避難者への食事を作られている被災者の内田琢磨氏より状況説明と支援要請がありました。ビッグパレットふくしまでは、被災当初より避難者のお世話をされている「NPOハートネットふくしま」の吉田理事長より状況説明と支援要請がありました。
・6月14日
前記の「名無しの救援隊」を経由して志津川高校避難所より急遽自衛隊が撤退されるとの情報があり、それまで自衛隊が行っていた中小避難所や自宅避難者への救援物資の配送が出来なくなってしまうとの悲痛な訴えの中、支援要請がありボランティアで活動する人材と支援物資など、支援体制を整えることになりました。
・6月16日
大阪市東淀川区の「協同会館アソシエ」に近畿地区生コン関連14団体の代表が集まり、その日東北へ向け出発するボランティア先発隊3名の出陣式を行い、「近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センター」としての震災支援活動が本格始動しました。この日出発した3名は翌17日正午に南三陸町志津川高校に到着し、水を始め様々な支援物資の配送、受け入れなどのボランティア支援を開始しました。以降、3名の要員を約1週間の交代制で日夜取り組んでいる。(この日から地元の希望による軽四輪のボンゴ車1台が活動)
・6月23日
上記同様第2陣先発隊が現地へ向け出発した。
(この日から地元の希望による1tトラックと普通車のボンゴ1台が活動)
・6月25日
我々のボランティア活動の拠点として、南三陸町入谷に「近畿地区生コン関連団体東日本大震災対策センター」の事務所と我々のボランティア要員が寝泊まり出来る宿舎が設置されました。生活するのに必要な電気・水道・ガス工事については、地元の工事業者にお願いしました。センターの事務員については地元の雇用創出を最優先に考え、センター近隣の方にお願いしました。喜んで働いていただいております。
(この建物の正面にボランティア要員の心得、平等・対等・互恵の精神を掲示)
・6月26日
南三陸町「福興市」の開催日、近畿地区生コン関連14団体の代表団数名が福興市会場であり南三陸町仮庁舎でもある「ベイサイドアリーナ」を訪問し、佐藤町長、遠藤副町長と面談し、我々のボランティア支援の趣旨を説明し、遠藤副町長については、ポーラスコンクリート「瓦礫の再利用」について関心を持たれていました。
・6月29日
南三陸町職員で志津川高校避難所の山内本部長、福島県からNPOハートネットふくしまの吉田理事長を協同会館アソシエにお招きし、近畿地区生コン関連14団体で支援金並びに支援物資である下着(上下・男女)300セット、夏物寝具(上下)300セット、水、お菓子類などを贈呈をし、多くの物資をアソシエ関係者全員で、運革協の車両に積み込み、現地へ向け配送を行った。
・7月9日、16日
地元からの強い要請で、南三陸町志津川中学校にて授業参観日の給食として、両日とも300食のお弁当を作る炊き出しを行いました。
・7月20日
霞ヶ関の国会議員会館を訪問し、民主党稲見、森山、大谷3氏の衆議院議員と共に国政に向けて復旧、復興を迅速に進めるとともに、近畿における防災を早急に取り組む様に、また、ゼネコンによる買い叩き・セメントメーカーとの団体交渉・中小企業協同組合問題・品質問題等、国土交通省、経済産業省に対して要請行動を行いました。
・8月17日
大阪市長会向井泉南市長の紹介で岩手県大槌町より要請があり、長机50本を現地に寄付しました。今後とも見守っていただきたいとのこと。
・8月27日
仙台市内のホテルにて東北大学大内名誉教授、増田教授とグリーンコンクリート研究センター小野、玉井両先生と近畿地区生コン関連14団体の代表団が懇談しました。懇談では我々の震災後方支援の趣旨と、玉井先生からはコンクリート殻を破砕して再利用、ポーラスコンクリートとして製品活用することによってコスト削減にもつながることが、小野先生からは津波高潮対策、放射性汚泥収納コンクリートピットの建設等が提案され、両教授からも理解をいただき、今後とも連携を図っていくことの確認が出来ました。
同日夕刻には、避難所として閉鎖した志津川高校で行われたお別れ会に尾上部屋力士共々参加し、その後対策センター事務所の地元の方々と交流しました。どちらの会合も地元の方々は大喜びでした。さらにいつまでも見守っていて欲しいと思いを述べてくれました。
・8月28日
福興市当日、尾上部屋力士らが作った1000食のちゃんこはあっと言う間に完売され、ラジオ関西、尾上親方、大関把瑠都、武代表等がステージに上がり、売上金全額を南三陸町に支援金として寄付しました。大関把瑠都らの人気は凄まじく、黒山の人だかりになっていました。福興市参加後、志津川高校に立ち寄り、未だ残務をされている地元ボランティアの方々や野球部の監督・選手たちと交流しましたが、地元の方々は揃って大喜びでした。その中には早朝ご主人の葬儀を終え、この交流に参加された女性もおり、武代表に思いを述べておられました。
後日、福興市の内容については、ラジオ関西で放送されました。
・8月29日
宮城県の生コンクリート協同組合で影響力を持つ株式会社仙北生コン代表取締役 石ヶ森信幸氏、株式会社高野コンクリート代表取締役 高野剛氏と懇談し、我々の取り組みへの理解と、先述の小野、玉井両先生の提案への理解を求めました。石ヶ森氏、高野氏からは、町など自治体には何ら権限がなく復興への道は遠い、国や県に対して強い要請をしていただきたいとの要望がありました。
※この一連の行動により、地元の方々と信頼関係が深まり、次への取り組みを進められると思います。後日、泉北生コン石ヶ森社長より、代表団全員に地元のお米を送っていただきました。
・9月10日
地元の要請により、南三陸町志津川中学校の運動会(体育祭)で、地元ボランティアの方々と、カレーライス1200食の炊き出しを行いました。地元ボランティアらとともにカレーを振る舞いました。
・そして、現在は・・・(12月1日)
専従者:地元より1名・当方団体より1名を常駐し、各地方からボランティアで来たNPO団体(障害者団体含む)などとも連携を取り、現地被災者との絆を更に深化させるべく、仮設住宅支援などの活動を現在も継続して進めています。
地元からは3箇所の共同食堂(農漁家れすとらん、居酒屋、弁当屋)を作りたいとの強い要請もあり、全統一労組をはじめ、業界、他団体等に呼びかけ人になってもらい、政治家の協力のもと全国一斉に発信して、1口1万円を支援金として集める方向で進んでいます。
以上